GINA(Global Initiative for Asthma)はNational Heart, Lung, and Blood InstituteとNIH(National Institutes of Health)とWHO(World Health Organization)によって1993年に始まり、喘息専門家で構成される国際委員によって喘息のガイドラインを発表しています。
GINAガイドラインはエビデンスの蓄積に伴い短期間で改訂を続けているので、僕は喘息の診療にあたって国内で発表されている喘息ガイドライン同様にこのGINAガイドラインに科学的根拠を求める場合が多い。
昨年12月に改訂版であるGINA revised 2006が発表されました。
発作に対する治療として使用する経口ステロイドの処方期間について、GINA 2005では成人の場合10-14日間、小児の場合3-5日間と記載されていましたが、十分なデータがないとしてこの記述はEvidence Dとなっていました。
今回の改訂版では成人の場合7日間でも14日間と同様の効果が得られるというデータのもと、成人の場合7日間、小児の場合3-5日間が通常適当な投与期間であるとしてEvidence Bの記述がされています。
2004年9月に国内で発行された「EBMに基づいた喘息治療ガイドライン2004」を臨床上参考にすることが多いが、ステロイドに限らずテオフィリン製剤の使用などについても喘息治療の国内ガイドラインと国際ガイドラインには異なる点が少なくない。
解釈に難渋することも多いが、GINAガイドラインのエビデンスレベルが高い項目については国際的に評価に耐えるイニシアチブとして臨床の場に生かすことが重要だと思います。
GINA guidelines
http://www.ginasthma.org/GuidelinesResources.asp?l1=2&l2=0